伊豆旅行1日目
5人で、1泊2日の伊豆旅行に行ってきた。
11月の21日と22日に決めたのが数か月前。それから、「びゅう」でパンフレットを見たり、雑誌を見たりしながら、泊まるホテルと途中で寄るところを決める。交通費と泊まる代金は3万以内に収まる。
デフォルトで遅れてくる人がいるので、当日の朝はひやひやしていたが、8時前には全員無事に新宿駅で合流。
前日までの天気とはうってかわって、天気がよくて暖かい。
駅弁と（飲む人は）お酒を買って、電車に乗る。
一列になってエスカレーターを下っているときに、RPGのパーティーみたいだと言われた。それぞれ、私以外は、魔法使い（♀）と剣士（♀）と僧侶（♀）と遊び人（♂）ということに。
お酒が入って、若干できあがっている。飲み物をこぼす魔法使い。さしずめ、パルプンテを唱えたり、メダパニを自パーティーにかけるタイプの魔法使い。すかさずウェットティッシュを用意する僧侶。
お酒も予定よりすすんでいるみたいだった。
＊「ぜったいなくならないと思ってたのに」
と、買ってきたお酒が空になっているのを見て、魔法使いと剣士。
予定は、1日で2か所まわるのがやっと。しかもけっこうかつかつ。すべての電車とバスの時間を調べてスケジュールを組んでくる。
今日の予定は、「伊豆ぐらんぱる公園」と下田の「ロープウェイ」。
伊豆ぐらんぱる公園
伊豆半島の、東側の熱海と、南部の下田のちょうど中間地点あたり。伊豆高原駅で降りる。
早歩きでバス停に向かう。
バスに乗り、降りて少し歩き、ぐらんぱる公園に。
海も山も望むことができる。
変なオブジェがいっぱいある。
ウォーターバルーンというボールの中に入って水の上を歩くものがある。とりあえずここで一番行きたかったのがこれ。
先に、他の3人が入る。くそ楽しそう。
自分たちも入る。楽しい。
他にもいろいろアトラクションはあるけど、滑り台とスカイサイクルくらいをする。眺めがいい。
少し予定を早めて、2時間ほどで切り上げる。
花粉なのかなんなのか、鼻水がひどくて、途中で薬をもらった。
伊豆高原駅に戻り、駅のすぐ外にある足湯に男ふたりでつかって話をする。女の人は、ストッキングが……とかでベンチで話をしている。
毎度、こういう観光地に来ると、ここら辺の人はどういうところに仕事に行って、賃貸物件はいくらくらいで、どういう人が借りるのだろうという想像をしてしまう。
ちょうど、駅のそばに賃貸ではないが物件の情報を載せている店があったので見てみた。わりと高い。
伊豆半島の南、下田へ向かう。
ここで少し疲れと眠気で寝てしまう人も。
ロープウェイ
伊豆急下田駅に着き、歩いてすぐ近くにあるロープウェイに乗る。
ロープウェイの先では、1時間くらい見てまわる。
やたらと、ハートのものや、恋愛成就的なものが多い。
ロープウェイを降りる。
面子が、私以外看板業界の人なので、顔出しのものを見つけては、「これ素材なんだろうね。ターポリンかな」というような会話が多かった。
ホテル
駅の近くのスーパーで、夜用のお酒やおつまみを買い、歩いてホテルへ。
廃館しているホテルなどもある。そんな先に、自分たちが泊まるホテルが見える。裏口らしきものが見える。
＊「ここが入口じゃないよね」
私「ここが入口やったら、ラブホやん」
すぐ先にちゃんとした入口があったよかった。
受付でチェックインし、フロントで待機して、部屋へ行く。
夕方5時ごろ。
先にお風呂に入ることにした。微妙にまだ明るい外が見える露天風呂。
1時間弱で上がる。
＊「これ乗ってみて」
と言われ、足つぼのやつの上に乗る。
私「痛い！ あ、でも大丈夫かも」
＊「特にどこが痛い？」
私「ここかな」
＊「それ、『生殖器』が悪い」
部屋に戻って、みんなで食事の部屋に移動する。
ご飯がおいしい。白米もおいしい。
ご飯の帰り、マリオブラザーズのゲームがあったので、やってもらった。
部屋に戻ってUNOをやる。
UNOは、ルールすごいみんなあやふや。ポケモンのUNOを持ってきてくれて、説明書もついていたけど、あのルールが書いてないとか、こういう場合どうするのとか、正式なルールを誰も知らない。
貸し切り風呂に入れるが、入る人だけで入ることに。入らないけど、見にきた人も。行ってみると、普通の部屋があって、その縁側的なところに温泉がある。
＊「なにこれ、めっちゃいいじゃん」
世にも奇妙な物語がやっているので、それをみんなで見る。
テレビを誰かと一緒に見ることがほとんどないので、楽しい。魔法使いはずっとしゃべってる。特に、オチを予想して話し合っていたけど、今回の話は全部すごいオチがあるわけでもなくて、「えー？」ってなってた。でも面白かった。
そのあとお酒を飲みながら、トランプをやる。
大富豪は途中から勝ち続けてたけど、勝ち続けても楽しくないんだなと実感した。金持ちになっても楽しいとは限らないのと一緒か。
深夜の2時〜3時くらいまでやり続けていた。
