ハッカソン「ReHack」
土曜日、日曜日と、リクルート主催のハッカソン「ReHack」に参加してきた。
「ハッカソン」というもの自体、まだまだ知られていないイベント形態。ハック(hack)とマラソン(marathon)を合わせた混成語。
Wikipediaには“ソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に共同作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベント”とある。
つまりは、知らない人同士が集まって、チームを組んで、与えられたテーマに沿ってソフトウェアを作るイベント。
今回は、泊まりのない2日間参加し、最終プレゼンは12月21日に行われる。
忙しいことは承知だったけれど、きっと参加しないと後悔すると思い、参加した。
土曜日。
近くの駅まで電車で行き、目的地まで歩いていくのだけれど、誰も歩いていない。本当にあるのだろうかと不安になっていたけど、きちんと開催されていた。少しこじんまりとした印象だった。
参加人数は三十数名。予定の人数より大幅に少ない。
事前に聞いていたテーマ5つが改めて紹介され、その5つのテーマごとにわかれる。
そしてアイディア出しが行われる。
その後、チーム編成。自分たちのテーマは2つのチームができ、自分のチームは3人になった。
そこからは、ご飯や、開発する内容の発表や、レッドブルガールによるレッドブルの差し入れなど。
その間に、方向性を話し合っていく。
開発内容の発表時にはもう、会場全体が笑いに包まれるほどだった。
そうして2日目の日曜日。
さらにアイディアを煮詰め、実装に取り掛かっていく。
デザイン志望していた自分。全然デザイン案が出てこない。
そして中間発表。他のチームのデザインは、きちんとデザイナがいるところはすでにクウォリティが高い。
こういうところに来る人はみんなやっぱり凄い人ばっかり。
開発には実際に使われているAPIを使えたりするのだけど、その裏事情が聞けただけでも面白かった。
主催者の人が言っていた。
「このなかで、フェイスブックやられていない方はいらっしゃいますか? ……いませんね。……ここ、笑うところですからね」
そのくらいフェイスブックやっていて当たり前なのかと驚いた。
あと驚いたのは、みんな賞金が一番の目的ではなさそうということ。現に、賞金が出るとはどこにも書いておらず、会場に来て初めて知ったからだ。みんなは、「色んな人に会える」だったり「プログラミングがしたい」だったり「自分自身の向上」だったり、目的は様々。
最後の懇親会でも、一部の人としか話せていないけど、話をしていい刺激をもらった。