masahikoweb


2013/12/21 Sat

六本木ヒルズ

ハッカソン「ReHack」最終プレゼン

21日、リクルート主催のハッカソン「ReHack」の最終プレゼンに行ってきた。

発表したのは、SUUMOの機能を利用して開発したサービス。
http://sleep.masahikoweb.com/
長く眠れる部屋を探すサービス。

今回のハッカソンは3日構成であり、先月23日、24日と今回の最終プレゼンである。
自分たちのチームは、ディレクターとプログラマと私の構成で、この1か月は、開発内容の変更とプログラマの離脱により、結果的に自分ひとりでプログラムとデザインとプレゼン資料作成をやっていた。
プレゼン資料の写真は、部屋とカメラを借りた友人と、モデルになってもらって友人と撮影

開発内容を変更した理由は、反応が悪かったから。
「わかりづらい」「面白くない」「実際使えない」
おそらくそういった理由からだと思い、それらを改善して別の案を出し合って変更した。

今回の最終プレゼンの場所は六本木ヒルズ。
場所が分かりづらいながらもなんとか、会場にたどり着く。

会場についてからも開発(というかデザイン)を続ける。まわりもチラホラそういう人たちがいた。
昨日から10分くらいの仮眠を省いては、全然寝ていない(眠りが大事だというプレゼンなのに)。

そして、今回の本題のプレゼンについて。
プログラマは今回は来れないと連絡が来ていて、もうひとりとは連絡取れなくて来ないだろうと思っていたけど、来た。ので、プレゼン時に掛け合いをお願いしてもらった。おかげで、ひとりで淡々と話すわけではないので、ほとんど緊張することなくプレゼンに挑めた。
プレゼン直前は、空気が乾燥しているからか緊張からかストレスからか、のどがつまったような感じになりうまくしゃべることができない状態になってしまった。以前にも同じような感じになりプレゼン中に話せなくなったことがあったので、これはヤバいと思い、のど飴と水とマスクで、物理的にのどを潤わせてなんとかカバーした。

今回のプレゼンにおいて、笑いを取ろうと決めて写真撮影までしたけど、笑ってもらえる場面がまったく想像できなかった。数日前にも別のプレゼンがあって、色んな人の“ウケ狙い”がことごとく滑っているのを見ていて恐怖を覚えていた。笑わせるというのは想像より難しいのかもしれないと思った。どうすれば笑いが取れるのか色々調べてからプレゼンの発表内容も決めた。
流れとしては、
・部屋が勤務先から遠いと眠る時間が短くなる
・具体的なデメリット
・それらを解決するのが今回のサービス
・ハッピーライフを送れる
というもの。また、色々詰め込みたかったのも我慢して、メリットを伝えられるように努めた。

実際のプレゼンは、おおいに笑ってもらえた。だけど、「ここで笑ってほしい」という場面はいまいちな反応で、他のところで意外にウケてもらえたりして、やっぱり難しいなと感じた。

全部で8チーム10作品。面白いものやクウォリティが凄いもの、凄い技術を使ってそうなものなど様々。

結果は、残念ながら最優秀賞やテーマ賞は取れず。でも、全力で挑んだので悔いはない。そして、プレゼンでウケてもらえたのが救い。
審査基準はあるものの、そのほかに感じたのは、「実際に使えて」「面白い技術を使っていて」「なにかしらとがった部分がある」ようなものが各々の賞を受賞していたように感じた。

最終プレゼン以外に、著名人の講演やリクルートグループの方の取組発表などがあった。
モバツイ開発者のえふしんさんのキャリアデザインパターン、スマートニュース開発者の浜本さんのスマートニュース開発の裏側など、興味深い内容だった(半分うとうとしてたけど)。特にスマートニュースに使われているアルゴリズムや苦労話が面白かった。

すべてのプログラムが終了して、懇親会。
たくさんの人から、プレゼン資料に出てきた女の人について、(私の彼女という設定だったので)「あれ、彼女?」とか「彼女、よく協力してくれたね」とかよく言われた。
リクルートグループの方々とも話をした。さっきまで真面目なプレゼンをしていたのに、話してみると全然イメージが違ったりして面白かった。
さすがに、すべての人と話せはしなかった。

そのあとは、まっすぐ帰る予定だったけど近くの中華料理屋で二次会。
技術的な話も多かったし、グロースハックという言葉も1か月前まで聞かなかったのに、ここにきてたくさん耳にした。
降りる駅を寝過ごしたりしながら、24時頃帰宅し、長い一日が終わった。

こうしたイベントがあって締切があると、今まで「作りたい」としか思って行動できていない部分が突き動かされるのではかどる。
ここ1か月は、忙しくてしんどくて楽しくて刺激的だった。このハッカソン自体、参加するかどうか最後まで迷っていたけど、参加してよかった。

始まる スタンバイ中


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