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2014/09/06 Sat

合浦公園のグラウンド

久しぶりの青森

祖母の住む青森に来た。

前日の夜に夜行バスで新宿駅を出発。約11時間後、青森駅に着く。昨日青森に来た大阪の母が、青森駅まで来てくれて落ち合った。近くの市場でご飯。海鮮丼を頼む。新鮮でおいしい!気がする。2000円もしたし!魚介類あんまり好きじゃないけど。そのあと、買い物をして、祖母の家に向かう。3年ぶりに祖母に会う。祖母は90を過ぎてから、かなり物忘れが激しくなり、私の顔を数時間で忘れたり。

近所の、幼馴染みの家に行く。案の定、幼馴染みはいないけど、両親がいたので挨拶と話をしてきた。私もいい年なので、おのずと結婚の話になる。私と同い年のはずの幼馴染みとその弟はすでに結婚しているという。写真を見せてもらった。さらに話をしていて、最近は、子どもがちゃんと生んでから結婚する「授かり婚」がネガティブな感じではなくなってきているらしい。子育てすると何歳で手が離れて……などと話していると、早く結婚したほうがいいよと言われる。おばちゃんは「東京の人は……」と言って、東京とこっちとを比べる。都心は結婚年齢が高いらしいが、私もあまり早く結婚したがらないタイプ。こっちの人にはこっちの人なりの考えなんかがあるのだなと思った。

近くの合浦公園に行く。海を眺めたりしつつ、写真を撮っていた。懐かしいアイス屋さんがいた。まだあるのか、ああいう感じのアイスを売っている人。

祖母の家の風呂が調子が悪いらしく、近くの銭湯まで行く。

夜は、母やおばやいとこらと焼き肉。
いとこは、地元(青森)のシステム系の会社に就職したらしく、やたら話が合った。おばも、「あんたこんな話合う人初めてじゃない?」と言っていた。

夜のドライブ

「みんなと一緒にいた?」と友人からメールが来た。これきっと方言。「みんなと一緒にいる?」が正解。

思い返せばその友人とは16年の付き合いになる。青森に住んでいる同い年くらいの女の人。学校つながりを省けば、一番長い付き合いなんじゃないかと思う。いとこつながりで知り合った。
その友人と遊ぶ約束をしていて、仕事終わりに会う。共通の知り合いや友人なども含めて、いとこを含めて全員で4人で遊ぶことになった。私以外の人は、たまに遊んだりするらしく、凄いなと思う。
友人は、3年前に少し会い、11年前くらいに青森に住んでいたときに会っていたりもした。

友人の車の音楽。ゆずの『シャララン』が流れた。その人と文通していたときに『シャララン』いいよねと話していた昔の記憶がよみがえる。だからというわけではないが、昔こうだったねとかいう話もしていた。久しぶりの津軽弁に癒される。まず、店員も訛ってるし。
友人は、私の黒歴史の産物をまだ持っているらしい。物持ち良すぎでしょう。

当初の予定は、ふたりでカフェでも行こうか的なノリだったけど、人数も増えたし、改めてどうしようかという話題になる。

*「ボーリング行かない?
友人「せっかくまー坊いるのに、それもちょっとねぇ
という感じで、なんやかんやでドライブすることになった。いっときは他県まで行ってボーリングかカラオケかとかそんな話になってた。「ここから飛ばせば○時間で着く」とかなんだそのスケールは。

ボーリングはしないものの、ラウンドワンのゲーセンでマリオカートやって、それからまた車を走らせてもらう。

どこを走っているのかはわからないけど、遠くまでは走ってくれている。海ぞいの道を走ったりもする。他愛もない会話が続く。あの人はいまどうしているだの、最近こういうことあっただの、彼氏がどうだの、彼女がどうだの。

後藤伍長

後藤伍長という場所の話題が出た。心霊スポット的な場所だと言う。人の名前だけど、そこらへん一体をそう呼んでいるらしい。八甲田山で、雪山で遭難した兵たちの話もしてくれた。
みんな、それほど乗り気ではない。それでも行こうという流れになった。特に私が行きたいと言ったから。

わ(私)の車で行くのは嫌だからね
と友人が言うので、いとこが家まで行って車を出して運転してくれることに。家のほぼ目の前が海のそのいとこの家。まっくらであまりわからなかったけど、海に出るところが作り直されていた。

月が大きく赤く妖しい雰囲気。車を走らせ、八甲田山に。
いとこの運転は優しくないので、後ろの席の私の隣に座ってる友人は笑いながらひきつってた。

うねる道を進み、駐車スペースがあるところまで来る。後藤伍長の像があるところへ通じるための道の入り口部分らしい。写真を数枚撮る。自分も撮ってもらって。
この先に行きたいと言うと、拒否される。そんなにか。というか、車からも出たくない的な感じ。地元民じゃないので、その怖さを知らないだけだろうか。

最後は、青森の夜景が一望できるところに連れていってもらう。
百円夜景だから
友人はそう言う。
街の端から端まで一望しているような感じ。
大きな街だと思っていたけど、こうして見ると、車を持つと、これだけの中では狭すぎて、他の県に遊びに行きたくなる気持ちもわかる気がした。

時刻はもう日をまたいだ午前3時を過ぎている。
遅すぎる帰宅をする。

アイス屋 夜景を見に


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